米 ウクライナに新型ロケットシステム供与へ
ロシアの反発は避けられません。
アメリカのバイデン大統領は、5月31日のニューヨークタイムズに寄稿し、ロシアの侵攻を受けているウクライナに対して、新型のロケットシステムを供与すると発表しました。
バイデン大統領は「ウクライナ軍が、戦場で標的をより正確に攻撃できるよう、ロケットシステムと弾薬の供与を決めた」としています。
ただし、ロシアを刺激しないため、ウクライナが求めていた射程数百キロメートルのミサイルの提供は見送っています。
アメリカ政府高官によると、ウクライナ側はロケットシステムをロシア領内への攻撃に使用しないと約束したとのことです。
アメリカが今回決めた支援の規模は、ロケットシステムを含め、7億ドル=およそ900億円に上ります。