ウクライナ東部でロシア軍が攻勢激化
ロシア軍の優勢が続いています。
ウクライナ東部でロシア軍による攻勢が激しさを増しています。ウクライナ軍が、東部最後の抵抗の拠点としている、ルガンスク州の都市、ゼベロドネツクでは、ロシア軍が侵入して市街戦が行われています。
民間人の犠牲が拡大しており、死者は1500人上るとの見方も出ています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は29日夜のテレビ演説で「ゼベロドネツクの建物の90%が壊れ、住宅の3分の2が破壊された」と述べました。
ゼレンスキー大統領は29日、北東部のハリコフ州を視察して、軍を激励しました。
大統領が首都のキーウを離れるのは、2月下旬のロシア軍の侵攻開始後、初めてとなります。