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米国務長官が「対中政策」演説 「冷戦回避」強調

衝突を避ける考えを強調しました。

アメリカのブリンケン国務長官は26日、ワシントン市内でバイデン政権の「対中国政策」を詳しく説明する演説を行ないました。
長官は、中国について「国際秩序を変える意図と能力を持つ世界唯一の国」と表現し、同盟国などと団結して、中国と対抗する考えを示しました。
長官は、米中関係の原則として、衝突と冷戦を避けること、中国が大国の役割を発揮することを止めないこと、中国の経済発展を阻止しないのことの3つを挙げた上、「中国の政治制度を変えることを試みない」方針を強調しました。
台湾については、これまでと同様、「一つの中国」政策を変えない考えを繰り返しました。