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民間人殺害のロシア兵に終身刑 戦争犯罪初の判決

戦争犯罪の追及が始まりました。
ウクライナのキーウの裁判所は23日、ウクライナのスムイ州で民間人を殺害した罪に問われた、ロシア軍の軍曹ワジム・シシマリン被告(21歳)に対し、終身刑の判決を言い渡しました。ロシアのウクライナ侵攻に絡む「戦争犯罪」で、判決が出たのは初めてです。
判決によると被告は2月末、所属する戦車部隊がウクライナ側の攻撃を受けたため、上官ら4人と盗んだ車で逃走しましたが、その途中で出会った、非武装の民間人の男性を射殺したとされています。
被告は、殺害の事実を認めたものの、上官の命令だったとして、無罪を主張していました。