ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

米大統領、IPEFの発足を宣言 中国に対抗

メンバーの結束が図れるでしょうか。
アメリカのバイデン大統領はきのう、アメリカが主導する新しい経済圏構想「IPEF=インド太平洋経済枠組み」の発足を東京で宣言しました。
創設メンバーとして日米や韓国、インドなど13カ国が加わりました。
経済安全保障の観点から、中国への過度な依存から脱却する狙いがあります。
アメリカは、TPP=環太平洋連携協定から離脱しており、IPEFを通じて中国に対抗する考えです。
IPEFは、民主主義の価値を共有する13カ国により、新たな経済ルールの構築を目指すもので、貿易とサプライチェーン、インフラ・脱炭素、税と反腐敗の4つの柱で構成されています。
アメリカは、APEC=アジア太平洋経済協力会議の議長国を務める来年末までに、新たなルールの構築を目指す考えです。

このニューズの解説については⬇の動画をご覧ください