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米大統領がIPEF構想発表へ 脱中国を模索

アメリカの復権も狙いです。
アメリカのバイデン大統領は23日、訪問先の日本で、アメリカ主導の新たな経済圏構想「IPEF=インド太平洋経済枠組み」の発足を発表します。
IPEFは、経済安全保障の観点から、中国への過度の依存から抜け出し、民主主義の価値を共有する、日本や韓国とともに貿易や投資上の新たな共通ルールの設定を目指しており、貿易やサプライチェーン、インフラ・脱炭素、税・反腐敗の4つが対象となります。
レイモンド商務長官は17日、TPP=環太平洋連携協定からの離脱で低下した、アジア太平洋でのアメリカの存在感を回復させると強調しました。
日本政府は参加する方針を固めており、松野博一(まつのひろかず)官房長官は18日「参加に向けて前向きに検討を進めている」と述べました。