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ウクライナ部隊、マリウポリ製鉄所から撤退

長い攻防が終わりました。
ウクライナ軍は16日、南東部のマリウポリの製鉄所を拠点に、ロシア軍に抵抗していた、精鋭部隊の「アゾフ大隊」などが撤退を始めたと明らかにしました。
ロシア国営メディアも、「負傷兵およそ50人を含むおよそ300人」が退避したと伝えました。これによりマリウポリは事実上、陥落したものをみられています。
マリウポリは3月に、ロシア軍が包囲し、4月にプーチン大統領が「制圧」を宣言しましたが、アゾフ大隊が製鉄所を拠点に抵抗を続けていました。部隊と一緒に避難していた民間人は、国際社会の仲介で、今月上旬までに撤退しました。
ウクライナ軍は、首都があるキーウ州などで、ロシア軍の撃退に成功しましたが、マリウポリは奪われることになりました。

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