米国務、国防長官がキーウ訪問 大統領と会談
一層の軍事支援を求めたもようです。アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官は24日、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。ロシアのウクライナ侵攻後、アメリカの閣僚が訪問するのは始めてで、ロシアによるウクライナ制圧が失敗したことを、印象付ける狙いもあると見られています。会談で、ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻に対する反撃能力を高めるため、一層の武器支援をアメリカに求めたもようです。また、ブリンケン長官は、アメリカの外交官をウクライナに復帰させる方針を伝えたとみられています。アメリカは、ロシアの侵攻開始後、ウクライナに対して30億ドルを上回る軍事支援を行なっていますが、このほどさらに、榴弾(りゅうだんほう)やドローンなどを追加供与すると発表しました。イギリスも対戦車兵器などを追加支援する方針を確認しています。