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パラ・パワーリフティング 公式戦 開催

腕自慢たちが躍動しました。
スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんがノーボーダースポーツに寄せた記事によりますと、17日、上半身の力だけでバーベルを持ち上げるパラ・パワーリフティングの公式戦、「第5回チャレンジカップ京都」が開催され、35選手が参加し、2つの日本新記録が誕生しました。 ひとつは男子59㎏級で、同クラスの東京パラリンピック代表、光瀬智洋(こうせ・ともひろ)選手が第2試技で147㎏を挙げ、自らの日本記録を1㎏更新すると、続く第3試技でも150kgをクリアしました。 光瀬選手は「この競技への愛情が、競技力が伸びた鍵」と話しました。 もうひとつの新記録は、女子67㎏級で、2選手が競り合いを演じました。まず、日本記録保持者だった森﨑可林(もりさき・かりん)選手が第2試技で69kgを挙げ、1kgの記録更新を達成。 すると、龍川崇子(たつかわ・たかこ)選手が第2試技で70㎏、第3試技でも72㎏を成功させ、日本新記録で優勝しました。本来は61㎏級の龍川選手は「今回は減量に失敗。次は本来の階級でしっかり記録を出したい」と話しました。