岸田総理 エネルギー確保へ原子力活用に言及
原発の再稼働に動き出しそうです。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣はきのう、衆議院本会議で、立憲民主党の末松義規(すえまつ・よしのり)議員の質問への答弁で、安定的にエネルギーを確保するために、原子力を含め、あらゆるエネルギー源を活用していくとの考えを示しました。
岸田総理は、ロシア産石炭の輸入禁止を打ち出した8日の記者会見でも、「再生可能エネルギーや、原子力など脱炭素の効果の高い電源の最大限の活用を図っていく」と表明しています。
また、自民党も、11日にまとめた緊急経済対策の提言案で「電力の安定供給の確保に向けて、原子力を含め、あらゆる電源の最大限の活用を進めていかなければならない」と明記しています。
こうした政府・自民党の姿勢に、立憲民主党やれいわ新選組など野党から、批判の声が挙がっています。