仏大統領選、マクロンとルペン氏決選へ
物価高騰が争点の一つです。フランス大統領選挙の1回目の投票が10日行われ、即日開票の結果、現職で中道のマクロン大統領と、極右政党「国民連合」のルペン候補が、決選投票への進出を決めました。選挙戦の序盤ではマクロン氏が、ウクライナでの停戦に向けた努力が評価され、多くの支持を集めましたが、選挙戦の後半で物価高騰が争点となり、家計の支援を訴えるルペン氏が、追い上げていました。決選投票は24日に行われますが、接戦が予想されています。両候補は、2017年の大統領でも対決し、マクロン氏が得票率66%で圧勝しました。