米当局がハンター氏への捜査本格化 税法違反など
野党の攻勢も強まりそうです。ウォールストリート・ジャーナルなど、アメリカの複数のメディアが、バイデン大統領の息子、ハンター氏に対するアメリカ司法当局の捜査が本格化していると報じています。ハンター氏を巡っては、税法違反やマネーロンダリングなど、数多くの疑惑が浮上しています。司法当局は、ハンター氏が、ウクライナの天然ガス企業から、金銭を受け取った疑いに関心を寄せているほか、中国やカザフスタンなどをめぐるビジネス関係についても証言を集めています。ハンター氏に対する捜査は、2018年ごろに始まりましたが、ここ数カ月で司法当局による情報や証言の収集活動が活発化しています。アメリカの野党共和党は、今年11月の中間選挙をにらみながら、追及を強める構えです。