シア産ガス「ルーブル建て」 大統領令に署名
ロシアのプーチン大統領は31日、 ロシア産天然ガスを購入する場合、 ロシアの通貨、ルーブルでの支払いを 義務付ける大統領令に署名しました。 プーチン大統領は、 ルーブルでの支払いに従わない場合、 ガス供給契約を停止するとしています。 欧米や日本が、ウクライナ侵攻で 制裁に踏み切ったことへの報復で、 エネルギーの安定供給が 脅(おびや)かされる恐れがあります。 EUはガス消費量のおよそ4割を ロシアからの輸入に頼っています。 なお、萩生田光一(はぎうだ・こういち)経済産業大臣は きょう記者会見で、日本が権益を持つ、 ロシア極東部の石油、 天然ガスの開発事業 「サハリン1(ワン)」と 「サハリン2(ツー)」について、 「エネルギー安全保障上極めて 重要で、撤退しない」 と述べました。