ロシアのラブロフ外務大臣と中国の王毅外務大臣が会談
両国の関係強化を明言です。
中国を訪問しているロシアのラブロフ外務大臣は中国の王毅外務大臣と会談し、ロシアがウクライナへの軍事侵攻をめぐって欧米各国との対立を深める中、両国の協力関係を引き続き強化していくことで一致するとともに、ウクライナとの停戦交渉を継続する考えを示しました。ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めて以降、ロシア政府の閣僚が中国を訪れたのはこれが初めてで、ラブロフ外務大臣は王毅外務大臣と個別に会談しました。ロシア外務省によりますと、会談ではウクライナ情勢をめぐっても意見が交わされ、両外務大臣は「アメリカなどがロシアに科している違法で一方的な制裁は逆効果だ」とする認識を示したということです。双方は両国の協力関係を引き続き強化していくことで一致したとしています。