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日大前理事長に有罪判決 リベート隠しで脱税

日本最大規模の教育機関のトップに有罪判決です。 業者などからのリベートを隠し脱税したとして、所得税法違反罪に問われた、日本(にほん)大学前理事長の田中英寿(たなか・ひでとし)被告に対し、東京地方裁判所はきのう、懲役1年、執行猶予3年、罰金1300万円を言い渡しました。 判決によると田中被告は、2018年と20年、業者から受け取ったリベートを隠すなどして、所得およそ1億8000万円を隠し、所得税あわせておよそ5200万円を脱税しました。 野原俊郎(のはら・としろう)裁判長は「動機は身勝手で、酌量すべき事情はない」として有罪判決を言い渡しましたが、田中被告が罪を認めて修正申告したことや理事長を辞任したことで、執行猶予付きの判決としました。 田中被告は、控訴しない方針ということです。