新関脇 若隆景優勝決定戦の末 初優勝
きのう、大阪のエディオンアリーナで 行われていた大相撲春場所が 千秋楽を迎え、 新関脇の若隆景(わかたかかげ)が優勝決定戦で 平幕の高安(たかやす)を上手出し投げで破り、 初優勝を果たしました。 新関脇での優勝は 元横綱の双葉山(ふたばやま)以来 86年ぶりとなります。 また福島県出身の力士としては 50年振りの優勝となります。 今場所の優勝争いは14日目まで若隆景(わかたかかげ)、 高安(たかやす)が共に12勝2敗で 並んでいましたが、 千秋楽で共に敗れたため 優勝決定戦が行われました。 若隆景(わかたかかげ)は優勝インタビューで 初優勝については 「実感はまだちょっとわかない」 と率直な心境を話し、 出身の福島県については 「震災から11年たってまだまだ 復興が進んでいないところもあるので、 自分が土俵でできることを 精いっぱいやっていい姿を 届けたいと思う」 と地元への思いを語りました。