ロシア「国家の危機」なら核兵器使用「除外せず」
改めて強調しました。
ロシアのドミトリー・ペスコフ首席報道官は22日、アメリカのCNNインターナショナルのインタビューの中で、プーチン大統領がロシアの核兵器使用に言及したことについての質問に、「国家の存続の危機」と判断すれば、核兵器の使用を検討することを除外しないと答えました。
プーチン大統領は2月、テレビ演説で「ロシアと人民に脅威を与えるなら、これまでの歴史でみたこともない結果となる」と語り、ロシアに対する脅威とみなした国に対して核兵器を使う可能性を示唆しています。
クレムリンはウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と表現しており、ペスコフ氏はその作戦が「事前の計画と目的に厳密に従って行われている」と主張しましたが、「プーチン大統領はウクライナ侵攻で、何を達成したと考えているか」という質問に対しては、「何も達成していない」と答えました。