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中国で132人乗り旅客機墜落 生存は絶望視

中国で今世紀最悪の航空機事故です。中国のニュースサイト、中国新聞網の報道によると、広西チワン族自治区の梧州市(ごしゅうし)の丘陵地帯で、きのう午後2時38分ごろ、中国東方航空のボーイング737型機が墜落しました。乗員乗客132人の安否は不明ですが、生存は絶望視されています。東方航空便は、雲南省の昆明(こんめい)を出発し、広東省の広州に向かって飛行していました。墜落の原因は分かっていません。習近平国家主席はきのう、全力を挙げて捜索救助活動と対策を行うよう指示し、劉鶴(りゅうかく)副首相らを現地に向かわせました。今回の事故は、2000年以降に中国で起きた航空機事故で、最悪と報じられています。