ロシア番組で「戦争反対」掲げた女性に罰金
処罰は軽くすみました。
ロシアの政府系テレビ局で14日夜、報道番組「ブレーミャ」の生放送中、キャスターの背後に女性が現れ、「戦争をやめて」などと書かれた紙を掲げました。
女性は、テレビカメラに向かって「プロパガンダを信じるな」などと書いた紙を広げ、「戦争反対」を叫びましたが、まもなく画面が切り替わりました。
女性は、このテレビ局の職員のマリーナ・オフシャンニコワさんで、父親はウクライナ人、母親はロシア人だと自身のSNSで明かしています。
女性は警察に連行された後、モスクワの裁判所から罰金3万ルーブル=およそ3万3000円の罰金刑を言い渡されました。
この行動に対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日のビデオ演説のなかで、「真実を広めることをやめないロシア人達に感謝している」と語りました。