2022/03/16

ロシアが欧州評議会から脱退　欧州人権条約も

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ロシアの孤立が深まります。 人権問題などを話し合う国際機関の欧州評議会は15日、ロシア外務省から脱退通告を受けたと発表しました。 脱退によりロシアは、欧州評議会が制定した欧州人権条約からも脱退することになり、ロシア国民は今後、欧州人権裁判所に人権侵害を訴えることができなくなります。 欧州評議会は、共産主義圏の崩壊後に東欧諸国の民主化などを支援した国際機関で、ロシアがウクライナに侵攻した翌日にあたる２月25日にロシアの加盟を停止していました。 15日には、ロシアの除名を採決する予定でしたが、ロシアが事前に脱退を表明しました。 今後、ロシアとヨーロッパとの溝がさらに深まりそうです。