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県議34人を一転して起訴 河井元法相らから現金

検審の議決を尊重したそうです。2019年の参議院議員選挙をめぐる買収事件で、広島地検などはきのう、河井克行(かわい・かつゆき)元法務大臣らから現金を受領したとして、広島県の県議会議員ら34人を公選法違反で起訴したと発表しました。河井元法務大臣は、妻の案里(あんり)氏とともに公選法違反で実刑が確定しましたが、県議会議員ら現金を受けとったとされる100人全員が不起訴となりました。検察審査会は1月、35人を「起訴相当」などとする議決結果を公表し、検察が再捜査を進めていました。東京地検の森本宏(もりもと・ひろし)次席検事は記者会見で「検察審査会の議決は、理解できるものだった」などと述べました。34人のうち25人は略式起訴となりましたが、9人は正式の起訴となり、今後、裁判が行われます。