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マリウポリで人道危機 赤十字「最悪の事態」警告

市民の犠牲が止まりません。ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く中、南東部の人口都市、マリウポリは、今月に入ってロシア軍の包囲攻撃が行われ、水や暖房、食料の不足による人道危機に陥っています。ウクライナ当局は14日、これまでに市民およそ2500人が死亡したと発表しました。また、赤十字国際委員会は、紛争当事者の合意がなければ、「最悪の事態」に直面する恐れがあるとの声明を発表しました。ウクライナ側によると、マリウポリへ水や食料などを運ぶ部隊は、砲撃などのため、足止めされているとのことです。なお地元当局によると、市民が退避するための「人道回廊」が14日に設置され、自家用車160台以上が避難したとのことです。