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李首相が最後の全人代会見 ウクライナ仲裁に意欲

ロシアへの批判は避けました。
中国の国会に当たる 全国人民代表大会が きょう閉幕しました。 李克強(りこっきょう)首相は閉幕に合わせ、任期中、 最後となる記者会見を行いました。 李首相は、ウクライナ情勢について 「国際社会とともに、 平和の回復に向け、 積極的な役割を果たしたい」 と述べ、仲裁に力を入れる考えを 強調しました。 李首相は一方で、欧米や日本による ロシアへの経済制裁について 「世界経済の回復に ショックをもたらす」 と批判しました。 中国政府が今年の目標として掲げる 5.5%の経済成長の目標について、 李首相は 「目標実現は容易でない」 と述べました。 中国は今年秋に 共産党大会を開いた後、 来年の全人代で 新たな首相を決定します。