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3万8000人がなお避難 東日本大震災から11年

復興の道はまだ半(なか)ばです。
2万2000人以上が犠牲になった 東日本大震災からきょう、 11年となりました。 被災地となった岩手県や福島県の 各地で追悼行事が行われました。 復興庁によると、全国の避難者は なお3万8139人を数えます。 東京電力福島第1原発事故の影響で、 福島県ではなお一部で 避難指示が続いています。 今年春から、除染を優先的に進める 地点を設けた上で、 避難指示を解除する方針ですが、 避難先で新たに自宅を設けたり、 就職したりした住民が多く、 実際に帰還が進むかは不透明です。 このほか、津波の被災地では、 住宅地や防潮堤の 整備が進んでいますが、 人口の減少に歯止めが 掛かっていません。