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中国外相、ウクライナ問題で「必要時の仲裁」に意欲

ロシアとの蜜月ぶりも強調しました。中国の王毅(おうき)国務委員兼外相はきのう、北京で開かれている全国人民代表大会に合わせてオンラインで記者会見し、ロシアのウクライナ侵攻に絡み「中国は、必要な時に国際社会とともに仲裁を行いたい」と述べました。ただ、具体的な方法については触れませんでした。王外相は、5日に行われたアメリカのブリンケン国務長官との電話会談でも、この問題ではロシアとウクライナなど当事者同士の対話を求め、中国の直接の関与については、慎重な姿勢を示しています。王外相は会見で、中国とロシアが「世界で最も重要な二国間関係」と緊密ぶりを強調し、欧米など西側陣営によるロシアへの制裁から何ら影響を受けないことを強調しました。