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異例下 北京冬季パラリンピック 始まる

異例下での開催となりました。
スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんが ノーボーダースポーツに寄せた 記事によりますと、 北京2022冬季パラリンピックが 3月4日に開幕しました。 今大会は、直前に起きた ロシアによるウクライナ侵攻で、 IPC=国際パラリンピック委員会は、 ロシアパラリンピック委員会の選手と 同盟国のベラルーシの選手を 参加させないことを決定しました。 IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は 4日に行われた開会式の挨拶で、 「21世紀は対話と外交の時代だ。 戦争と憎しみの時代ではない。 ここ北京で、46の国や地域から 集まったパラリンピアンは、  ともに競いあう。 決して対決するのではない」と語り、 両こぶしを天につきたて「ピース!」 と叫ぶように締めくくりました。 5日から競技がスタートした 日本チームは、日本選手団主将で、 アルペンスキー・チェアスキー・女子の 村岡桃佳(むらおか・ももか)選手が、 5日の滑降と6日のスーパー大滑降で 二冠に輝く大活躍を見せ、 日本代表を勢いづけています。 前回平昌(ぴょんちゃん)大会で、金1個を含む5つの メダルを獲得した「冬の女王」は、 昨年夏の東京パラリンピックでも 陸上競技100メートルで6位に入賞し、 この北京大会を「夏冬二刀流の集大成」 と位置づけています。 この先の滑りにも大注目です。