ロ軍が欧州最大の原発に砲撃 放射線量に変化なし
ウクライナのクレバ外相はツイッターで、ウクライナ南部のザボロジエにある原子力発電所が4日、ロシア軍の砲撃を受けて、火災が起きたと発表しました。この原発は、ヨーロッパ最大の原発で、原子炉6基を備えています。IAEA=国際原子力機関によれば、これまでのところ原発の放射線量に変化はないとの報告を、ウクライナ当局から受けたということです。ただ、クレバ外相によれば、ロシア軍は、サボロジエ原発に対し、あらゆる方向から攻撃を仕掛けています。クレバ氏は「もし爆発すれば、1986年のチェルノブイリ原発の10倍の規模になる」として、ロシアに攻撃の中止を呼びかけました。