米エクソン「サハリン1」撤退 日本の官民出資
欧米企業の、ロシアからの撤退が続いています。
ウクライナ侵攻で、ロシアへの国際的な批判が高まるなか、アメリカの石油大手、エクソンモービルは1日、ロシア極東のサハリン沖で行われている石油と天然ガスの開発事業「サハリン1」から撤退すると発表しました。
イギリスの石油大手、シェルも、サハリン沖での液化天然ガス開発事業「サハリン2」を含めて、ロシアからの撤退を表明しています。
「サハリン1」は日本政府や伊藤忠商事、丸紅、「サハリン2」は三井物産や三菱商事などがそれぞれ出資しています。
欧米企業の撤退が相次ぐなか、日本の官民の対応が焦点となっています。