新型コロナ・オミクロン株派生型、国内でも徐々に拡大
派生型の感染が確認されつつあります。
新型コロナウイルスのいわゆる「第6波」がピークアウトのきざしを見せる中で、
「オミクロン株の派生型「BA.2」の感染が国内で確認されつつあります。
国立感染症研究所によりますと、
すでに置きかわりが報告されているデンマークなどでは、
「BA.2」は現在主流の「BA.1」に比べて2次感染率が高く、
発症間隔が短いことが報告されており、感染力の高さが伺えます。
国内における「BA.2」系統の割合は、
国内で検出されたオミクロン株のうち、0.5%程度にとどまっていますが、
昨年12月から今年2月までに、東京都や神奈川県、大阪府をはじめ
複数の自治体で確認されており、今後新たな感染拡大を引き起こす可能性が懸念されます。