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国民民主党、政府の22年度予算案に賛成 与野党に波紋

他の野党は反発しています。国民民主党はきのう、衆議院予算委員会で2022年度予算案の採決に賛成しました。岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣がきのうの衆議院予算委員会で、ガソリン税を一時的に下げる「トリガー条項」の凍結解除を検討すると答弁したことを評価しました。与党と野党は、総理大臣の指名選挙や、予算案の賛否をめぐって区別され、野党が、政府提出の当初予算案に賛成するのは異例で、波紋を広げています。立憲民主党の泉健太(いずみ・けんた)代表は「大変残念な判断だ」と述べました。一方、公明党の山口那津男(やまぐち・なつお)代表は「自公連立政権の枠組みには影響を与えない」と述べました。22年度予算案は、きょうの衆院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送付される見通しで、今年度中に成立することが確実となりました。