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ロ大統領がウクライナ東部の独立承認 軍派遣も指示

独立を承認しました。ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派が実行支配する地域について、独立を承認したと発表しました。また、これらの地域に平和維持部隊として、ロシア軍を派遣することも指示しました。これを受けて、国連の安全保障理事会は21日、緊急会合を開きました。ロシアのネベンジャ国連大使は「現地の要請に基づいて、ロシア軍は平和維持活動を行う」と述べましたが、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は「平和維持軍と称する軍の派遣は、全くのでたらめだ」と激しく非難しました。国連のグテレス事務総長は21日発表した声明で、ロシアによる行動を「ウクライナの主権と領土保全に反する」と批判しました。