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日本代表2選手 北京パラへ 意気込み語る

大会への意気込みを語りました
スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんが ノーボーダースポーツに寄せた 記事によりますと、 間近に迫った北京大会に向けて、 2月14日にノルディックスキーの 日本代表選手2名が会見を行いました。 生まれつき左の手首から先がない 佐藤圭一(さとう・けいいち)選手は、 冬季パラリンピックは4大会連続出場、 夏季パラリンピックもトライアスロンで 16年リオ大会に出場経験がある 「夏冬二刀流」のベテランです。 2020年夏にバイク練習中の転倒で 重傷を負った左肩の影響で、 「体の仕上がりは80%くらい。 北京は今までにないチャレンジ」 と話しますが、 射撃とクロスカントリースキーを 組み合わせたバイアスロンに注力し、 「メダル獲得を狙いたい」と 意気込みます。 一方、出来島桃子(できじま・ももこ)選手も北京大会で 5大会目となるベテランです。 大学時代に病気で 右腕にまひが残ったものの、 その後にクロスカントリースキーと 出会いました。 仕事と両立させながら 1年ずつ練習を積み重ねた4年目に パラリンピックに出場。 「それが、5大会つづいただけ」という 自然体でキャリアを重ねてきました。 北京大会では、 「入賞を目指して、ひとつでも 上の順位を目指したい」と 静かな闘志を燃やしています。