ウォルト・ディズニーがメタバース戦略を統括する幹部を任命
巨大IT企業などに続き、巨大メディア・エンターテイメント複合企業も動き始めました。昨年末にメタバース事業への参入を示唆していた
The Walt Disney Company(ウォルト・ディズニー)が、メタバース戦略を統括する幹部を正式に任命しました。
任命されたのは同社に10年以上在籍するMike White(マイク・ホワイト)氏。次世代ストーリーテリングおよび消費者体験担当上級副社長という新しい役職に就き、今後チームを率いていきます。
元ニューヨークタイムズ取材記者で、米国メディアや金融資本の動きに詳しい株式会社NOBORDER社主の上杉隆氏は「アメリカを代表する企業の動きを表す指数でもあるダウ工業株30社の1社であるウォルト・ディズニーがメタバース戦略へ正式に名乗りを上げたということは、アメリカ社会がメタバースを承認したともいえます」としたうえで、「ディズニーのアニメがテレビで解禁されたのち、アニメ放映が市民権を得て広がっていったように、メタバースも一気に広がっていく可能性がある」とコメントしています。