ウクライナ情勢 ロシアがアメリカとの交渉の意向示す
アメリカとの交渉は進むのでしょうか。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は、16日「プーチン大統領は、外交交渉を行う意思と準備があることを強調している。共通点は、交渉の過程で探っていかなければならない」と述べ、アメリカと安全保障をめぐる交渉を本格的に始めたい意向を示しました。
また、ロシア国防省は、15日、ウクライナとの国境近くに展開していた軍の一部の部隊が演習を終えて撤収を始めると発表しています。
アメリカなどは、ロシアとの交渉を具体的に進めるためにはロシアが軍の部隊をまず撤収させるべきだとしています。
一方、G7=主要7か国の議長国ドイツは、緊張が続くウクライナ情勢を受けて、今月19日に緊急の外務大臣会合を開催すると発表しました。
外務大臣会合は、今月18日から20日にかけてドイツ南部で開かれる「ミュンヘン安全保障会議」にあわせて行われ、各国の緊密な連携を確認するとしています。