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米国務省、ベラルーシ滞在者にも退去勧告

緊張がますます高まっています。
アメリカ国務省は14日、ベラルーシに滞在するアメリカ人に対し、直ちに出国するよう求めました。ロシア軍がウクライナとの国境付近で部隊の増強を図っているほか、拘束の懸念があるためです。国務省は1月末、ベラルーシの首都、ミンスクにあるアメリカ大使館職員の家族に対し、国外退去を命じています。また、ブリンケン国務長官は14日、ロシア軍の増強が続いているとして、ウクライナの首都キエフにあるアメリカ大使館の機能を、西部のリビウに移転する準備を始めたことを明らかにしました。ロシアのラブロフ外相は14日、米欧との対話継続をプーチン大統領に進言しましたが、国務省のプライス報道官は記者会見で「緊張緩和の兆候はない」と指摘しています。