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メダル有力候補のワリエワ選手、個人戦出場へ

出場が認められました。
きょう、スポーツ仲裁裁判所は、 ロシア反ドーピング機関による ワリエワ選手の暫定資格停止処分解除を 不服とした国際オリンピック委員会、 世界反ドーピング機関、 国際スケート連盟からの 提訴を却下しました。 これにより、ワリエワ選手は、 15日から始まる北京オリンピック フィギュアスケート個人戦への 出場が可能となりました。 ワリエワ選手は、昨年12月の ロシア選手権で採取された検体から 禁止薬物トリメタジジンが検出され、 暫定資格停止処分を受けましたが、 異議申し立ての後、 ロシア反ドーピング機関の規律委員会が 9日に処分を解除しました。 これを受けて国際オリンピック委員会や 世界反ドーピング機関などが この決定を不服として スポーツ仲裁裁判所へ提訴し、 昨夜から、きょう未明まで スポーツ仲裁裁判所がワリエワ選手や、 ロシア反ドーピング機関、 国際オリンピック委員会など 関係各所に対して事情徴収を 行っていました。