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新年度から不妊治療に保険適用

不妊治療を受ける人が増加することが期待されます。
厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会は9日、来年度の診療報酬の改定内容を答申しました。
それによりますと、現在、保険の適用対象になっている不妊の原因検査に加え、新年度からは人工授精、体外受精、顕微授精の不妊治療や、採卵や胚の培養、凍結保存にも保険が適用されるようになります。
対象は、治療開始時点で43歳未満の女性で、40歳未満の場合は子ども1人につき最大6回まで、40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで保険が適用されます。
夫婦だけでなく事実婚のカップルも対象となります。
厚労省の調査では、体外受精はこれまで1回あたり平均50万円かかっていました。
保険適用により、中間的所得層の人で自己負担を月8万円程度に抑えることができるようになります。