米軍がIS最高幹部殺害 大統領「家族とともに自爆」
アメリカのバイデン大統領は3日、 アメリカ軍がシリア北西部で 急襲作戦を行い、 過激派組織IS=「イスラム国」の 最高指導者アブイブラヒム・ハシミ氏を 殺害したと発表しました。 大統領は、ハシミ氏について 「アメリカ軍兵士が近づくと、 家族を巻き添えに自爆した」 と指摘しました。 ハシミ氏は、シリア北西部の イドリブ県の住宅街に家族や 側近と住んでおり、同じ建物には、 ISと関係のない民間人も 住んでいました。 アメリカ軍は作戦の前に、 民間人に避難を呼びかけた後、 ハシミ氏の自宅を 襲ったということです。 アメリカ軍は2019年に、当時、 ISの最高指導者だったバグダディ氏を シリアのアジト内で殺害したため、 ハシミ氏が新たな 指導者となっていました。