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政府が「佐渡島の金山」についてユネスコに推薦書を提出

早くも盛り上がりを見せています。
日本政府はおととい、「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)についてユネスコに推薦書を提出しました。
ユネスコの諮問機関であるイコモスが来年にも現地調査などを行い、その後に開かれるユネスコの世界遺産委員会で世界遺産への登録が決定する運びとなります。
正式決定まで1年以上ありますが、北沢浮遊選鉱場の特別ライトアップ、国内推薦決定記念ネックストラップの販売、ふるさとチョイスの特集記事「世界遺産推薦決定」など、地元の佐渡市を中心に早くも盛り上がりを見せています。
一方、佐渡島の金山をめぐっては、韓国が「朝鮮半島出身者の強制労働の現場だ」と反発しています。
こうした状況を受け、政府は省庁横断のタスクフォースを設置し、国際社会から理解を得るための取り組みを行ない、来年の登録を目指していくこととなります。