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ミャンマークーデターから1年「沈黙のスト」

国民の反感がはっきり示されました。
ミャンマーはきのう、国軍がクーデターで権力を掌握してから1年を迎えました。
最大都市のヤンゴンなど各地では民主派の呼びかけに応え、外出や出勤を控えて抗議の意思を示す「沈黙のストライキ」が行われました。
国軍は、沈黙のストに参加した場合は、取り締まると警告していましたが、各地で多くの商店が休業し、街路を行き交う人と車がいつもより大幅に減りました。
国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、国営テレビで演説し、2020年の総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏が率いるNLD=国民民主連盟が大規模な不正を行ったため、軍が全権を掌握せざるを得なかったと主張して、改めてクーデターを正当化しました。