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尾身会長が緊急事態宣言に言及 「重篤度も考慮を」

宣言発出には慎重のようです。
慎重厚生労働省の専門家分科会の尾身茂(おみ・しげる)会長はきょう、衆議院予算委員会で、緊急事態宣言について「医療機能の不全が発生する前に宣言を出すオプションもあり得る」と述べました。
尾身会長は一方で、宣言の発出について、病床の使用率だけでなく「入院者の重篤度も考慮し、総合的に判断する必要がある」とも語りました。新型コロナウイルスの感染拡大により、東京都の病床使用率がきょうにも、緊急事態宣言の要請の検討に入る50%に達する可能性が出ています。
一方、政府内では、オミクロン株の感染のピークアウトが見えているとして、行動制限の強化に消極的な考えが強まっています。