米最高裁判事に初の黒人女性 米大統領が来月指名へ
アメリカCBS放送などによると、 アメリカのバイデン大統領は27日、 今年夏に引退する連邦最高裁判所の スティーブン・ ブライヤー判事の後任に、 黒人の女性判事を充てる考えを 明らかにしました。 来月末にも指名するということです。 アメリカの報道によると、 リベラル派のブライヤー氏の 後任候補には、 首都ワシントン連邦控訴裁の ジャクソン判事や、 カリフォルニア州最高裁の クルーガー判事など、 いずれも黒人女性で リベラル派の名前があがっています。 最高裁判事は、 議会の上院が承認しますが、 現在の勢力は 民主党と共和党が50議席ずつで、 民主党は、上院議長のハリス副大統領の 1票によりかろうじて 多数派を維持しています。 バイデン大統領は、 11月の中間選挙の結果、 民主党が上院で少数派となる 可能性があるため、 それより前に後任の 判事を決めるものとみられています。