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重症者向けコロナ点滴薬、軽症者にも 治療手引を改定

治療薬の使用が拡大しています。
後藤茂之(ごとう・しげゆき)厚生労働大臣はきょう、 重症患者向けの 新型コロナウイルス点滴薬 「レムデシビル」について、 軽症者も使用できるようにした     と発表しました。 厚生労働省が診療の手引を改訂し、 既に都道府県などへ 通知したということです。 後藤大臣はまた、 新型コロナの重症化を 防ぐための初めての飲み薬 「モルヌピラビル」について、 来月下旬に納入される予定だった 20万人分のうち、 5万人分の納入が前倒しとなり、 きょうにも納入される ことになったと述べました。 後藤大臣はさらに、 2回のワクチン接種を終えた 高齢者などに対する、 3回目の追加接種について、 全国の市区町村に尋ねたところ、 全体の97.4%が来月末までに、 接種を終える見通しで あることを明らかにしました。