基幹統計書き換え 国交省処分 大臣ら給与返納
国の基幹統計である 「建設工事受注動態統計」の 書き換えが行われた問題で、 国土交通省はきょう、 担当幹部ら10人を 処分したと発表しました。 7人を減給や戒告の 懲戒処分としたほか、 山田邦博(やまだ・くにひろ)事務次官らにも 監督責任を問い訓告としました。 斉藤鉄夫(さいとう・てつお)国土交通大臣など政務三役と、 山田次官ら8人は給与などを 自主返納します。 斉藤国土交通大臣は、 閣議後の記者会見で 「国民に改めて深くおわび申し上げる。 信頼回復に全力で取り組む」 と述べました。 政府の統計を所管する総務省もきょう、 職員1人を訓告、事務次官3人を 厳重注意とする処分を発表しました。