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トンガ噴火続報 陸地がほぼ消滅か

トンガ噴火の続報です。
 大規模な海底火山噴火をしたトンガの詳しい情報は依然分かっていません。一方、津波は南北アメリカ大陸にも到達しています。
太平洋津波警報センターは、トンガの首都ヌクアロファで83センチの津波を観測したとしています。外務省によりますと、これまでに日本人の被害の報告はないということですが、現地では電話やネットなどがほぼ使えなくなっていて、負傷者などの情報は明らかになっていません。
一方、国連衛星センターはきのう、トンガで15日に噴火した海底火山の噴火前後の衛星写真を公開しました。海底火山の海域には海面上に285ヘクタールの陸地がありましたが、現地時間17日午前10時53分(日本時間同6時53分)に撮影された写真では、陸地がほぼ全て消滅しており、噴火の威力の大きさが示されています。
海底火山の南約65キロにある首都ヌクアロファの空港では、噴火後の写真で滑走路周辺に浸水の痕跡が見られると国連衛星センターは指摘しています。滑走路上の白線も見えない状態となっており、津波の影響とみられます。