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総理オミクロン対策発表 3回目接種前倒し

3回目の接種を急ぎます。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が国内で拡大していることを受け、新たな対策をまとめました。
ワクチンの3回目接種を前倒しする対象を、医療従事者や高齢者だけでなく、一般に拡大します。
12歳未満の子どもへの接種開始も急ぎます。
また、大学や高校の入試については、追試など受験生を救済する措置を強化する考えを示しました。
岸田総理は、オミクロン株について「感染力が高い一方、重症化率は低い可能性が高い」として「過度に恐れることはない」と述べましたが、「まだ分からないことの方が多い」と語り、慎重に対応する姿勢を強調しました。
また、外国人の新規入国を原則禁止している水際対策は、2月末まで維持する考えも明らかにしました。