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ロシアが空挺部隊をカザフスタンに派遣

ロシアと欧米のさらなる 関係悪化が懸念されます。
液化石油ガスの上限価格が撤廃され 価格が急騰したことを受けて 今月2日にカザフスタン西部で発生した 抗議デモは、その後全土に広がり、 デモ参加者と治安部隊双方に 多数の死傷者が出ています。 こうした状況を受け、 カザフスタン政府はアルマトイと 西部マンギスタウ州、首都の ヌルスルタンに出した非常事態宣言を 全土に拡大するとともに、 ロシアが主導する旧ソ連諸国の CSTO=集団安全保障条約機構に 部隊派遣を要請しました。 この要請を受け、ロシア、アルメニア、 ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、 タジキスタンが加盟するCSTOは 同盟国であるカザフスタンに 平和維持軍を一定期間派遣して 治安維持の任務に あたらせることを決め、 きのうにはロシアなどからなる 空挺部隊をカザフスタンに 派遣しました。