米議会襲撃１年 司法長官「関係者全員に責任」
アメリカのＣＢＳ放送などによると、ガーランド司法長官は5日、去年1月6日の連邦議会襲撃事件から１年となるのを前に司法省内で演説し、「事件に関わった者全員に、法に基づきその責任を取らせる」と強調ました。
司法省はこれまでに5000を上回る召喚状を出す一方、およそ2000台の電子機器を押収し、２万時間近い映像を精査しています。
ガーランド長官は演説で、これまでの捜査で725人以上を逮捕・起訴したことを明らかにし、襲撃者を「米国の民主主義の根幹である平和的な政権交代を妨害した」と非難しました。
また、トランプ前大統領の名前に言及はしませんでしたが、当日、連邦議会にいなかった者もを含めて、襲撃を組織したものを訴追することが検察官の使命だと強調しました。
