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「22年の10大リスク」 1位は中国のコロナ政策

2022年も、コロナの影響が大きく世界を左右しそうです。
アメリカの政治学者イアン・ブレマー氏が社長をつとめる、地政学的なリスクの分析を専門とするコンサルティング会社「ユーラシア・グループ」は3日、2022年版の世界の「10大リスク」を発表しました。
1位には中国の、新型コロナウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ政策」が失敗することを挙げました。
感染力の強い変異株オミクロン株の封じ込めに失敗すれば、中国政府が封鎖措置をさらに強化し、供給網の世界的な混乱が起きる可能性があると警告しています。
また、2番目のリスクには、巨大ハイテク企業が経済・社会を支配する「テクノポーラーの世界」、3番目にはアメリカの中間選挙による混乱を上げました。
4番目は再び「中国の内政」を取り上げ、共産党大会を秋に控えて、習近平国家主席の民営企業などへの締め付けが、中国経済を停滞させると指摘しました。