オミクロン株 国内初の市中感染 大阪の家族3人
大阪府はきのう、府内に住む家族3人が、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」に感染したことが確認されたと発表しました。
3人は30代の夫婦と女児で、既に入院していますが、いずれも症状は軽いとのことです。
3人の感染経路は分かっていませんが、海外渡航歴や渡航者との接触がないことから、吉村洋文(よしむら・ひろふみ)知事は記者会見で「市中感染が確認された」と述べました。
オミクロン株の市中感染が確認されたのは国内で初めてです。
また、今日になって、京都府内でも20代がひとり、「オミクロン株」の感染が確認されました。
コロナ対策を助言する厚生労働省の専門家組織はきのう「今後、感染拡大が急速に進むことを想定すべき状況で、医療提供体制が急速に逼迫する可能性がある」との見方を示しました。